一時停止関数: delay、delayMicrosecond

プログラム内のブレークは、Arduino プログラムで広く使用されています。これらを使用すると、たとえばセンサーからの新しい測定値を待つために、指定された時間プログラムを停止したり、ユーザーがシリアルモニターで値を読み取れるようにプログラムの進行を遅くしたりすることができます。

一時停止機能は、LED を消灯または点滅させる前に一定時間オンにしておく場合にも便利です。実際、一時停止機能がなければ、LED の点滅が速すぎて、ユーザーには点滅が見えません。

プログラムを一時停止できるいくつかの関数を紹介します。

  • ミリ秒単位の遅延

遅延機能を使用すると、プログラムをミリ秒単位で指定した時間停止できます。

delay(millisecond);
以下は 1 秒間の一時停止の例です。
delay(1000); 
プログラムでは、マイクロ秒などのより正確な一時停止時間が必要になる場合があります。そこで、これを修正する機能を見ていきます。
  • マイクロ秒単位の遅延
delayMicroseconds 関数を使用すると、マイクロ秒単位で指定した時間だけプログラムを停止できます。
delayMicroseconds(us); // マイクロ秒単位の値
以下は、プログラムを 1 マイクロ秒間停止する例です。
delayMicroseconds(1); // 1 microsecond